令和7年12月発行
経営労務部 大阪 視察旅行

12月4日(木)、経営労務部では大阪市内への視察旅行を実施しました。
今回の旅の目的は、会員相互の親睦を深めると共に、他商店街の活動から気付きや学びを得ることです。午前中は「なんばグランド花月」にて漫才や吉本新喜劇を観劇。抱腹絶倒の2時間半、みんなで共に大いに笑い、会員同士の交流も自然と深まりました。午後からは『日本一長い商店街』として知られる「天神橋筋商店街」へ移動。天神橋筋商店会の方から商店街の歴史や運営の工夫などについて様々なご説明をいただきました。
特筆すべきは1981年から始めた『ギャルみこし』。今ではオーディションが行われる程の人気で、商店街復活の起爆剤ともなりました。また、この日、選手他3名が参加してくださった地元サッカーチーム「セレッソ大阪ヤンマーレディース」を商店街で応援するなど、長い歴史の中それぞれの時代に即した、そして地域に根ざした実例に触れる貴重な機会となりました。
参加者からは「笑いと学びのバランスが絶妙だった」「商店街の活気に刺激を受けた」といった声が寄せられ、充実した一日となりました。

勉強会の様子

商店街の様子
高校生による魅力創出事業
四日市商業高校
シティ・マネジメント講座 3年生7名
今年の3代目「四日市商店街広報大使」も、四日市を飛び出し、三重も東海も中部も飛び出し、全国に挑戦しました。そして…

【高校生なるほどアイデアコンテスト2025】
大分県教育委員会教育長賞
『今日、商店街好きになりました。』~商店街広報大使の地域貢献への挑戦~

- 11月3日(月)国立大学法人 大分大学での最終審査へ。応募総数419チームから、1次・2次審査を突破した10チームに選ばれ、全国2位を獲得!! 新幹線での移動中も、時間を惜しまず発表練習に励む努力と情熱が結果に繋がりました。市内デジタルサイネージだけでなく、全国放送のテレビ番組にも出演するなど、名実ともに、“四日市商店街広報大使”を努めてくれました。
そんな彼女たちの活動をコチラからご覧ください
四日市高校 新聞部
2年目を迎えました「四高生新聞」(同封)。
今年度の部員は7人(2年生3人・1年生4人)に増え、発行も3回目となりました。学校内の記事だけでなく、自分たちで選んだ“地元”富田地区商店街の店舗を取材し作成してくれました。

【第44回 三重県高等学校新聞コンクール】
優良賞

- そして、10月25日(土)三重県総合文化センターで行われたコンクールにおいてみごと入賞!!
今回の受賞は、昨年9月から今年の8月までの1年間に発行された全ての新聞が審査対象とのことですが、商店街新聞も、校内だけにとどまらない幅広い活動として高い評価をいただいたそうです。次号にも乞うご期待。 
商店街内3つのポイントを巡る「ちょこっと仮装でハロウィン!スタンプラリー」
- 雨のためAポイントから離れてしまった甕破り山車でしたが、とても好評でした。Bポイントは中入道横に四日市の夜景パネルと、Cポイントはひろ助前にハロウィンパネルと共に設置。仮装とスタンプ、写真と3つをお楽しみいただきました。






- がんばる商店会 -グリーンモール発展会
同日午後、「中入道囲いテント完成式典」が執り行われました。紆余曲折を経て、こちらに落ち着くこと約20年。生みの親“いちょうやさん”をお招きしてのテープカット。常設となった中入道、いつでも会えるようになりました。
式典の様子をコチラからご覧いただけます。
四日市とんま大使も登場!!

四日市商連泗水会 例会&忘年会
11月18日(火) 公園通り発展会の「やえん」にて開催。
昨年に続き、今年も新メンバー(2名)を迎えることができました。
2回の例会のほか、9月には『EXPO2025大阪・関西万博』視察旅行も実施しました。万博では三重県ブース(「三重の伝統産業」)を特別に案内していただくなど、有意義かつ思い出深いものとなりました。来年度も、このように学びと交流を深めていきたいと思います。
近鉄特急「ひのとり」乗車出発前に
特別企画 修平ちゃんの旅日記
全国商店街 ぶらり街ある記


四国の玄関口 高松市(香川県高松市 人口40万人)
高松市の中心商店街は、全国からの視察が絶えない「地方都市の商店街」を代表する街づくりが行われ、訪れる人を圧倒する規模と斬新な街並みが、地域の人々や観光客を魅了する素晴らしいアーケード街で、まさに、我々四日市の「お手本」とでも言うべき商店街でした。
高松中央商店街は8つの商店街・振興組合で構成され、総延長2.7Km のアーケード街は、日本一の長さとスケールで、新旧どちらの顔も併せ持つテーマパークやアウトレットモールを思い起こさせる商店街になっていて、有名ブランドの店や、三越デパートがあり高級なイメージがあります。
また、一本裏通りに入ると、飲食店が数多く立ち並び夜の賑やかさが想像できました。この、今もなお続く繁華街は、高松港/JR高松駅から琴平電鉄の線路に沿って続いており、高松が四国の玄関口であり、四国経済の中心都市であると実感した次第であります。
「うどん県」という事で、とにかく「讃岐うどん」のお店がすごく多いのにびっくりしました!


北陸の中心都市 富山市(富山県富山市 人口40万人)
北陸を代表する富山市は、300年もの歴史を持つ「薬売り」から商売が始まる。全国からの情報を某に売薬で得た情報を利用して、関連する商売・ガラス工業が栄えてきました。商店街を歩いて、ひときわ目立つ建物が、「TOYAMAキラリ」市立図書館と富山ガラス美術館が入る複合施設で、10年ほど前に大和百貨店の移転に伴いオープンしました。外観と同様、内部の構造は、吹き抜けが最上階まで続き、材木による斬新な建築美で一枚の写真には到底納まらない程の迫力があります。総曲輪(そうがわ)商店街と大和(百貨店)を中心にアーケード街も広がり、トラムカー(市電)が、縦横に走る。レトロ電車と最新型トラムが混在して走る姿は観光客にも大人気のようです。「くすり」x 「薬びん」から始まった富山の商店街はとても新鮮で面白く、勉強になりました。


今回、お邪魔した高松と富山は、全国の人口ランキング41位と42位で、それぞれが城下町+県庁の所在地という都市で街に活気がありました。
これからも、地方の商店街を旅の目的地に定めて、街歩きを楽しめたらなぁ!と思っております。




