平成30年10月発行
労務部視察旅行 大津商店街視察研修報告
平成30年9月20日(木)、労務部主催 先進都市視察旅行がバス1台41名の参加で行われました。
- 大津市/大津商店街視察
- 京都/京都御所見学
- 祇園「美登幸」で京料理と舞妓鑑賞
- 大津商店街丸屋町
- 大津市商店街連盟の説明会
- 御所入口の蛤御門
- 京都祇園「美登幸」にて
大津商店街視察報告
この視察は、一般社団法人大津市商店街連盟様のご協力をいただき実現いたしました。
「大津100円商店街」
大津市にある8つの商店街は「大津100円商店街」というイベントを年4回3・6・9・12月の第一土曜日に開催、参加店舗は約130店舗。
毎回3万人の集客があり、今年で23回目になります。
市の商工課・商工会議所・商店街連盟が一体となり取り組んでおられることや、実行委員のご苦労等非常に解りやすくお話しいただきました。
「スミレカード」
また、この商店街連盟は独自の「スミレカード」というポイントカードを発行。
商店街でお買い物をされるお客様にかなり浸透し、ポイント還元で喜んでいただいているようです。現在は、より使いやすくするため平成31年のICチップ化に向けた研究を重ねておられます。「100円商店街」や「スミレカード」等、継続は力なりであると深く感じました。
「商店街ホテル・講・大津百町」
大津におみえになったお客様の宿泊施設として全国的に注目を浴びている「商店街ホテル・講・大津百町」というホテルは、商店街が、経産省のまちづくり補助金を活用し、地元工務店が空き町家や空き店舗をリノベーションし造りました。
運営は、出版社「自遊人」が行っています。外国の方にも喜んでいただけるよう、昔の家の名残りがある洗練された町家風に改築されています。視察当日は、客室が満室ということで外観のみの見学となりましたが、商店街に溶け込んでいる雰囲気を味わうことができました。ホテルは一棟貸しタイプと個室貸しタイプがあり、30年9月現在13棟に増えています。丸屋町商店街にある「丸屋」ホテルの外観をご紹介いたします。
限られた時間での視察研修ではございましたが商連会員からのいろいろな疑問や質問にも丁寧にご対応いただき、有意義な時間を過ごすことができました。
四日市祭り巡行
平成30年10月6日(土)・7日(日)は、秋の「四日市祭」が中心市街地と諏訪神社境内でおこなわれ、四日市商店連合会の甕破り山車保存会も参加いたしました。
6日(土)宵祭り
16時~20時まで公園通りにて開催、四隅を提灯で飾られた10の黎(ねり)宿が設けられ来場者がスタンプラリーで巡り、達成された方には木札を進呈するイベントが開催されました。各々の宿は、DVD映像、パーツや道具、祭り装束等、工夫を凝らした展示がありました。甕破り山車保存会は、練習台に乗せた三体の人形(前木偶人形・温公・子)をあやつり糸で動かす体験をしていただきました。
7日(日)本祭り
朝9時より四日市中心市街地6ヶ所と、諏訪神社奉納黎りの演技を披露いたしました。この日は、霞埠頭に「ダイヤモンド・プリンセス号」が入港し、下船された大勢のお客様にもお祭りを楽しんでいただきました。
■お知らせ
夏・秋のお祭りが終了した平成30年10月下旬より、一般社団法人自治総合センタ-の「コニュニティ助成事業」を受け山車の修繕に取り掛かります。平成2年に会員皆の手作りで完成した甕破り山車も28年経った今では、大掛かりな修理が必要となりました。
台車を修繕し、山車全体を塗り直し、飾り金具の鍍金金箔押し、幕板に彫り物を施します。完成は平成31年2月の予定で、この年の夏の大四日市まつりには、新しくお化粧直しをした「甕破り山車」を観ていただけますので、ご期待ください。
大津商店街視察研修報告 その2 大津100円商店街
シャッター通りを返上しようと大津商店街連盟の130店舗が参加して始められた「大津 100円商店街」。2011年に始まり、今年9月で23回目。当初は年3回の頻度でしたが予想以上の反響を受け、昨年から3、6、9、12月の年4回の第1土曜日に開催するようになりました。
食品や衣服、生活雑貨といった商品が 100円等安価で手に入り、落語会や百人一首を使った「お坊さんめくり」、スタンプラリー等のイベントが同時開催されています。告知ツールは、チラシそして当日の幟・ポップで参加料は3000円。在庫整理の品や普段100円の品がそのまま出されていることもあるようで、大津市民にはイベントとして好評を得ているようでした。(大津商店街連盟Webページより)
第4回 三重の大酒蔵市 開催
10月14日、四日市観光協会主催の第4回 三重の大酒蔵市が公園通りを会場に開催され、大勢の地酒愛好家でにぎわった。
三重のお酒と物産品を楽しんでもらおうと始まった酒蔵市は、回を重ねるごとに大盛況で、今回は23の酒蔵と16の飲食店が並んだ。
シリーズ レモン色の町 第1回 四日市1番街商店街振興組合
昭和31年9月、諏訪駅は廃止され近鉄駅が出来た。国鉄四日市駅(現在のJR四日市駅)へ入っていた近畿日本鉄道は急カーブを描いて諏訪駅へ到着、再び直角に曲がって名古屋方面へ延びていた。これを、まっすぐ伸ばして(路線の短絡化)現在の場所に新しい駅(近鉄四日市駅)を造った。この工事で、戦後の諏訪新道と呉服町の賑わいは、新しい駅前へと移りだした。四日市1番街の誕生である。
取り除かれた線路跡は1番街のメイン道路となり、駅前にあった諏訪マーケットは、スワ百貨店へと建て替えられた(昭和37年)。当時の移り変わりを辻写真館の辻俊文さんは、カメラに記録している。そこには、茫洋と広がる諏訪駅跡地とその周辺の慌ただしい変化が写されていた。
33年7月諏訪マーケット前
33年2月諏訪駅跡地から西を望む- 33年7月諏訪駅跡地
- 37年9月スワ百貨店開店
- 39年6月アーケード起工式
- 40年7月1番街の賑わい
1番街が最も物販で賑わいを見せていた昭和48年。三重展望社が「ホリデーイン四日市」というタウン誌を発行している。ここに往時の賑わいが記録されていた。
町は駅を軸にして発展する・・・全国の都市と四日市も同じで、一日中多くの人の行き交う姿がみられます。繁華街はこの通りの北側に開けていますが、駅前の通りはスーパージャスコがあり、クレジット百貨店の丸武、近藤カメラ店などの一流店があります。また、駅の北隣りが近鉄百貨店となっており、人出の多いことは県下一の地区と申せましょう。この他にも、骨董品に興味のある人は茶源堂を、足元のオシャレなら靴のキャロン、洋傘ならおかざきといった有名店もあります。ジャスコや近鉄の店内を見て歩くのも、ショッピングのポイントでしょう。
ここ一番街という地域は、商都四日市市を代表するショッピングゾーン。附近にはデパート、映画館、ボウリング、レストランなど一流店がズラリ。なかでも、宝石のキタオカ、靴のキャロン、ファッションのパル、ハキモノと結納のなかむら、紳士服のハセガワ、メガネの服部、タカオ近藤カメラ店などが有名なお店です。とくに、女性の方ならマルミヤとかひかりやというお店もバツグンにイカスお店。何もかも欲しいのだとおっしゃる方には、カワムラセンターとユニーの二店に行けば、まずOKでしょう。東へ進むと、男子専科のヤマモト、注文紳士服の草野、呉服の川口屋と大阪屋、ファッションの馬里、ふとんのわた増、お茶の店むさしの園、靴のナガサワ、洋装のひばりやなどの有名店があり若いファッションの街らしく、華やいだムードと活気が街全体をすっぽりと包んでいるようです。