近鉄四日市駅が完成する2年前 昭和30年5月 中央通りから東を望む 戦後間もなくここで農業博覧会が開かれた その後 草ぼうぼうの空き地が広がっていた 近鉄駅完成に合わせて通りができていく 前を1号線が走る 遠くに市役所の時計台が見える 楠木はまだ植えられていない ここを渡って浜田小学校に通ったが 鈴鹿おろしがきつかった
辻さんの説明にはこうあった 昭和30年5月中旬 近鉄四日市駅前中央通の区画整備工事中 右上端の家は堀木菓子店(現堀木ビル) 正面には二年後近鉄四日市駅が建つ 雨上がりの中央通り 水溜りで遊ぶ子ども達 どこでも どんなところでも そこは遊び場だった